サーフィン


サーフィン

サーフィンは、ウォータースポーツの一つです。波乗りともいいます。サーフボードの上に立ち、波が形成する斜面を滑走します。 サーフィンをする人のことをサーファーとも言います。


サーフィン 道具

ボード

一般的には、9フィート(約274cm)以上のロングボードと、ショートボードに分かれています。長い間9フィート以上あったボードが短くなり始めたのは1968年のことで、その後わずか数年でどんどん短くなり、1971年には5〜6フィートの板が出てきました。 スタイルや用途によって、様々な長さ、形状の板が使われています。大波用のガンや、ショートボードでロングのような形状のエッグノーズボードなど。 発祥以来、木の板でしたが、戦後から現在に至るまで、発泡ウレタンフォームをガラスクロスとポリエステル樹脂で包んだものが主流となりました。 エポキシ樹脂(ポリスチレンなど)のフォームを使用したり、近年では、カーボンファイバーをエポキシ樹脂で包んだり、空洞ポリプロピレン(ハイドロフォーム)をカーボンファイバーで包んだ中空ボードなど、より強度のある軽いボードを作る試みもされていますが、50年以上大きくは変わっていません。 通常は、シェイパーあるいはマシンによってブランクのフォームが削られます。長さ、幅、厚み、アウトライン、レール形状、ロッカー(ノーズとテールの傾斜)、テール形状で大きく性能が変わります。 モールドボードなどと呼ばれる金型を使用し、大量生産されるようなものもあります。

フィン

ボトムについているひれ状のものです。スケッグとも呼びます。初期のシングル(1本)フィンからツイン(2本)フィンを経て、現在はトライ(3本)フィンが主流です。クアッド(4本)フィンも最近人気があります。5本以上のフィンを持つものもあります。 また、従来はオンフィンと呼ばれる固定型でしたが、現在は取り外し、交換できるFCS(Fin Control Systems)やフューチャーフィンなどのシステムが多いです。

滑り止め

デッキに塗布する滑り止めがワックスです。水温などによって硬さ違いの種類や、ベースコート、トップコートなどがあります。 デッキに貼る滑り止めがデッキパッドです。 ショートボードでは前足がワックス、後ろ足がパッドの組み合わせが好まれる傾向にありますが、両足ともワックスあるいはパッドという組み合わせもあります。ロングボードではワックスが好まれますが、もちろんパッドもあります。

流れ止め

サーフボードと体を結ぶ紐状のものです。リーシュコード、パワーコードなどと呼びます。ショートボード用とロングボード用、さらに長さや太さなど、目的によって違いがあります。


サーフィン 技術

パドル

手で漕いで進むことです。通常はうつ伏せで行いますが、ロングボードでは正座で行うニーパドルなどもあります。

ゲットアウト

パドルして沖に出ることです。

プッシングスルー

ゲットアウト時、腕立て伏せの要領でボードを沈め、ボードと体の間に波を通して抜けることです。

ドルフィンスルー/ダックダイブ

ゲットアウト時、腕立て伏せの要領でボードごと体を沈め、波の下を潜り抜けることです。

スクートン・シュート

ボードの後方に重心を置きテールを沈め、スープが当たった瞬間にノーズ方向へ重心を移して波を抜けることです。基本的にはロングボードで行います。

ローリングスルー

ゲットアウト時、半回転してボードを引き寄せて沈め、波の下を潜り抜けることです。基本的にはロングボードで行います。

テイクオフ

波に乗ることです。通常はパドルでスピードをつけて乗ります。

ノーパドルテイクオフ/刺し乗り

ボードを沈めた反動を使ってテイクオフすることです。

レイトテイクオフ

波が崩れる直前でテイクオフすることです。

リバーステイクオフ/スケッグファースト

テールからテイクオフし、ボードを半回転させ、通常のライディング体勢にすることです。

トゥイン

ジェットスキーに引っ張ってもらうテイクオフです。

フェイドターン

わざと崩れる方向とは逆にテイクオフし、立ち上がったら崩れる方向に進むことです。

アップス・アンド・ダウンズ

波の斜面を上下に動いてスピードをつけることです。

ウォーキング

ロングボードで、ボード上を歩くことです。すり足で歩くシャッフルや、足を交差させて歩くクロスステップがあります。体重移動を行い、スピードを調節するのが目的です。元の位置に戻るのはステップバックです。

ノーズライディング

ロングボードで、ノーズ(ボードの前方1/3)に乗ることです。ノーズ先端に足の指5本をかけるハングファイブ、10本をかけるハングテン、かかとをかけるヒールオーバーがあります。パフォーマンス的な要素もありますが、元々は体重移動を行い、スピードを調節するのが目的です。

トリミング

ライディングのリズムやポジションをコントロールするターンのことです。

ボトムターン

波の斜面のボトム(下)部分でターンすることです。

トップターン

波の斜面のトップ(上)部分でターンすることです。

テールスライド

トップターンのときにボードのテールを押し出してスライドさせることです。

オフザトップ

波の上部の崩れそうな部分で勢いよくボードの角度を変えることです。

オフザリップ/リッピング

波のリップにサーフボードを当ててターンすることです。

ローラーコースター

波のスープにボードを当て込むように乗り上げ、スープと一緒に降りてくることです。

カットバック

波のパワーのない部分まで出すぎてしまったときに、方向転換してパワーのある部分へ戻ることです。

ラウンドハウスカットバック

回転半径の大きな弧を描くカットバックです。

リエントリー

波の外に一度外れてから戻ってくることです。

フローター

スープやリップを乗り越えてライディングすることです。

スリーシックスティー

水平方向に360度回転することです。

エアリアル

空中に飛び出し、再び着水することです。

プルアウト

波から降りることです。落ちてしまうことはワイプアウトです。

アイランドプルアウト

チューブやダンパーで、トップに向かってプルアウトができない時に、ボードごと波の壁に身体を突っ込んで行うプルアウトです。

ベイルアウト

ボードから降りることです。